Wの色々を読み始めてなんかもうずっと泣いてる。Wってめちゃくちゃいいな……。


悠介のサイメモ好き。悠介が自分はそんなキャラじゃないって無理に笑おうとしてるの見てこっちまで辛くなった。明るくてみんなのムードメーカーである悠介も沢山悩んで落ち込んだりするんだよな。そういうところをお兄ちゃんとして享介の前では隠してるところ、享介の前ではカッコいいお兄ちゃんで居たいってカッコつけてるところ、凄く好き。悠介ってカッコいいな。さすが享介の自慢のお兄ちゃん。サイメモ読んで改めて、享介は自分のせいで悠介の選手生命を断ち切ってしまったと思ってるところ、悠介は自分が享介の人生を縛ってしまった可能性に思い至ってしまったところ、苦しいなと思った。お互いのことが大切だからこそ思い悩んでしまうんだろうから歯痒い。でも最後悠介はちゃんと前を向けたし、あのモブくんも「また応援できるようになるといいな」と思えるようになって良かった。あの子、蒼井兄弟に純粋に憧れていたんだろうな。もしかしたらサッカー始めた理由だって二人だったかもしれない。だからこそアイドル蒼井悠介の言葉に耳を傾けてくれたんだと思う。

それにしても悠介サイメモのモブくん、タケルサイメモのモブとかなり同系統のはずなのにタケルのモブの方にはなんか妙な気持ち悪さあったのなんなんだろうな……悠介のはどちらかというと享介に感情が寄ってたからかな。わからない。タケルはタケル本人への感情が大爆発だったもんな。あと「俺の理想の大河タケル」を自分の中で作ってたうえ、それをタケル本人に押しつけてタケルに責任転嫁してるとこあったからそういうところだろうか。今思うとタケルかなり厄介なのに好かれてるけど、タケルがそういうタイプの人間惹きつけてしまのもなんとなくわかる。大河タケルってなんか、誰かの人生を知らないところで狂わせてしまうような魅力がある。実際5年執着の男が同ユニットに居ますし…牙崎漣っていうんですけど……。

Wの話に戻ります。

享介のサイメモは享介自身の問題点みたいなのが出てて良かった。「他の誰かに心許すことが怖くて」って悠介のパートだけど、より当てはまってるのは享介の方なんだろうな。アニエムの人見知り描写も納得。イベスト読んでても先に外の世界に目を向けたのは悠介の方だったし、なんだかんだ守られてきた弟というのが出てる気がする。あとこういう関係性において実はお世話してる方が相手に依存しているっていうのは鉄板でいいよね。個人的に大好きなやつ。そして享介はそんな自分のままじゃ駄目だとゆっくり努力しているところが本当に偉い。見守っていてあげたい。享介応援してるよ……。

イベスト大体半分くらい読んで二人の大きな転機は運動会2016だと思った。多分あそこまで大きな喧嘩って初めてだったんだろうな。運動会2016自体は虎牙道イベでもあるからかなり前に履修はしていたけど、それまでのWの歩みを知ったうえで読み直したら感じるものが全然違くて良かった。悠介が外の世界を見るようになる→悠介だけ進んでいく現状に享介が焦りを覚え始める→悠介には自分が必要だと言い聞かせる、この流れをかなり丁寧に書いたからこそ輝く良さよ……。

運動会2016、Wの成長で感情はぐちゃぐちゃになるわ漣タケ超強火案件投下で打ちのめされるわでとんでもない神イベント。両側から抉られる。むしろ押し潰される。お、おっかねぇ〜〜!!

あと基本的にモバとサイスタは世界線別だと思ってるけど運動会2016を前提としたVIVA!!イベストの「ケンカすることで相手のホントの気持ちがわかったりもするんだ」は涙腺にくるものがある。W〜〜……Wが兄弟で、双子で良かった……。


大体そんな感じです。残ってるのも近いうちに読めたらいいな。

これは久しぶりに引き当てたハートピノ!久しぶりすぎて一瞬ハートだってわからなかった。


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